2枚アッパーデッキを入れるののついでで、スパー周りのコンディションチェックと、メンテをしてみました。
一番最初にエボ6を組む時から気になってたんですけど、、、
スパーホルダー側・センターシャフト側、両方のマイターギアに回転方向に結構なガタがあるんですよね。
構造的には
スパー側はスパーホルダーに引っ掛かりの凸形状があって、
それがマイターギアの裏の窪みに入るもの。
センターシャフト側は、シャフトの穴にピンを通して、
そのピンがマイターギアの裏の窪みに入るもの。
マイターギアはどちらも同じ部品。
↑センターシャフト側マイターギア部
ベアリングの向こう側にピンが見えます。
スパー側同様ここのガタがデカイです( ; ; )
ガタというと何と言うか「仕上げ」的にシムとかで調整するくらいのモノをイメージするけど、、、エボ6のこの部分のガタはもはや「仕様」レベル(笑)
Massa、初めてシャシー組んでる時に、あまりのガタで軸受けの部品を付け忘れたかと思ったくらいでしたから;^_^A
センターシャフト側の方は若干マシですが、
いずれにしても回転方向にガタがあるので、スロットルを抜いた瞬間やブレーキをかけた時。あるいはその逆の時。つまり走行中にスロット操作をする度に、そのガタの中でマイターギアと回り留め(スパーホルダー側の凸形状やピン)が当たったり離れたりを、絶えず繰り返す事になります。
恐らくエボ6を走らせてる人は皆ここは何らかの対応を、してるかと思いますが、、、
Massaはビニールを詰めてガタ取りをしてます。ビニールは部品とかが入ってるおなじみ(?)のあれです。
しっかり考えればもっと良い手法があるのかもしれませんが、
・手間要らず
・すぐに取れる(ギア新品交換など対応が楽な様に)
・瞬着みたいに固着させるものはNG。
ゴム系の接着剤も考えたけど、局部圧力がかかるので
ゴム系だとすぐに破断しそうなので見送り。
・とはいえガチガチよりも少し柔軟性が欲しい。
てな条件で考えていた所、手元にパーツの袋が落ちてたので「これでいいや!」と(笑)。
だって、エボ6早く組みたかったので;^_^A
そんな対策をしていたMassaエボ6ですが、
およそ20パックくらい走行した結果、その回転方向のガタが増えてました。
ざっとみたところギア自体はまだ大丈夫だったので、
件のガタの再調整をします。
↑マイターギアの軸のところ、白くなってるのがガタ調整の為に
挟み込んだビニール片です。2x4ミリサイズに切って半分に折ってピン内側に2枚入れてます。外にはみ出てるとベアリングを押す=バックラッシュ詰まる になるので、
はみ出た分はカッターなどで綺麗に切り落としておきます。
↑スパー側、センターシャフト側両方やったら取り付け。
もともと塗っておいたドライフルードを筆でまた伸ばして完了。
マイターギアについてはこんなところ。
もう一つ。
エボ6の泣き所として有名な場所。
スパーホルダーの軸=メインシャフトのところ。
こちらも改めての詳細説明は割愛しますが、スパーギアに軸ブレが起きる様な症状が起きます。Massaのも致命的では無かったですが、やはり最初より大分ガタが増えてました。
構造的にはスパーホルダにメインシャフトというと軸を入れてるんですが、その軸 のモーターマウントへの取り付けがそもそも2mmと2.6mmのネジというどうにも不安満載な設定なんですよね;^_^A
その細いネジの部分に加え、メインシャフトとスパーホルダーとにガタも増えてきて、
両方でソコソコのガタになっているみたいです。
ここは部品を新調するしか無いので、今回はまだ致命書では無さそうだったので、注油だけして、ネジを締め直して完了。
ここの部分て、MSで取り付けが方法がアップデートされてたけど、
MSの部品が無印にも着けられるなら取り寄せてみる価値はありそうです。
せっかくMS持ってるので、今度確認してみます。
ネジ穴さえ合えば着きそうですけどね。
ベルトのハイエンドと比較してダメ出しをしても全く意味は無いのですが、
せめてスパーのところとマイターギアのところだけはもう少しなんか対策してもらえるとタミヤを見直すんだけどなぁ〜´д` ;