発売されてからソコソコ経ってますが、当時からあまり走らせてる人がいなかった気がします。なんなら巣のTA-06より少ないくらい。それより前のモデルよりも先に消え去ったモデルな印象があります;^_^A
まぁそんな鳴かず飛ばずシャシーを、また性懲りもなく走らせてる訳ですけど、、、
その手のマイナーシャシーってどうしても比較的オプションパーツが少なくなりますよね。
で。
そういうオプションが少ないマイナーシャシーに限って「ここ、こんなパーツがあればなぁ」って思うことがMassaはある気がします。
マイナーなのにはやっぱり、レイアウト的に受け入れられ辛いところがあったり。その結果走りについてももう一つだったりして。
で、人気出ない→オプションも少ない→痒いところに手が届くオプションが少ない→人気出ない… という負のスパイラルが発生するケースも少なくないのではと思ったりします。
でね。
今回そんなものの一つとしてネタにするTA-06MSで痒かったところがあって、
その痒いところをガッツリ掻いてみました!(笑)
MSに限らず気になった人も少なくないのでは。
そう、アソコ↓です!
そう、
ソコなのです!!…って、ゼンッゼン分かりませんね;^_^A
はい、コチラ↓です!
TA-06MS取説より
分かりますかねえ。。。
そう、
「ケーブル」です。
TA-06はレイアウト上どうしてもシャシー上をケーブルが横断するんですよね。
無印06はアンプ〜モーターのメインケーブルが。
MSはサーボのケーブル(と、ポンダーケーブルなど)が。
TA-06MSを買うにあたってもとよりヘンテコなレイアウトに萌え(笑)、それに加えカーボンシャシーになった事でほぼほぼ満足の上で購入に踏み切ったわけですけど。
どうしても上記ケーブルの所だけは何とかしたいって思いましてね。
センターベルト中間にあるベルトテンショナーポストに一緒にモールドされたケーブルハンガーもあるんですけども、、、すぐ近くにベルトがあるので落ち着かないんですよね。
走ってる最中とかにGがかかったりする事も考え出すと、シッカリ固定したくなるわけです。
ま、タイラップでガッチリ固定という対策も出来なくはないですが、
惚れた
ここでようやく冒頭の「痒いところに届くオプション」につながるわけです!!
前述の「ガッツリ掻く」=ケーブルホルダー自作してみましたって話です。
まぁモノがモノだけにショボいですけどね(笑)
でも、「結構気に入ってはいるけど、ほんの少し気に入らないところがあるだけで、愛着が今ひとつ出ない」事ってないですか?
「ここさえ良ければなぁ…」ってやつ。
そこをサッパリキッパリ対応します(`_´)ゞ
ちと長くなりましたね。
てわけで製作物こんな感じ↓です。
シャシーの各箇所採寸は金定規もってひたすら手作業で。
この程度なら、そんなやり方でも充分な精度出せます。
必要箇所のネジ穴とかクリアランス要確認箇所(ベルトとかアッパーデッキとか)は採寸したデータを元に寸法押さえてCADで3Dデータを作成。
寸法とか関係ないところ、雰囲気見るために形状あって欲しい部分(ロアデッキとかメカ系)なんかは画像見ながら、目見当で作成。
それらが出来たら、その上に件のケーブルホルダーのデータを作成していきます。
データに入る前に、簡単にスケッチして概ね形状や取り付け方法、構成は考えてあったので、それを、3Dデータにしていきます。
それが大体こんなん。
画像中、中央、黒いH型したのがそのパーツです。
TA-06MSはアッパーデッキ上にいくつかネジ穴があるのでそれを利用して取り付けます。
仕様としてはサーボケーブルが二本固定出来る様にしてます。
二本ていうのは、サーボのケーブルと、ポンダーのケーブルですね。
この時点でポンダーはサーボの後ろに配置する事は決めてあります。
そんなに特徴的な形ではありませんが、「純正部品であるとしたら」という事と、機能的に無駄なところが無いことを留意してデザインしてます。
振動やGで多少ケーブルが暴れても大丈夫な様に、幅方向でベルトの位置までパーツがあって、ベルトの間から出す様にしてます。
パーツ構成は2部品構成で、明るめのグレー部品(下側)にケーブル二本収まるみぞがあて、
それをアッパー側の部品で抑え込みます。上と下の部品にはズレ防止のボスが出ていて、ロア側のズレが起きないようにはなってます。
全体で見るとこんな感じ。
多少アッパーデッキ形状に馴染むデザインを意識して、違和感が無いようにしてます。
メカも配置してケーブルの取り回しに無理が出ない事も、この時点である程度確認。
まま、OKそう。
てわけで、、、
大体確認出来たら3Dプリンターでサクッと造形。
今回はABSライクの樹脂を使っているので、ネジ固定の時にトルクをかけ過ぎない事は、要注意ポイントです。
塗装もして。
実物こんな感じです。
取り敢えず何をしてもベルトと、干渉する事は無し。
最終的にアクトロンを載せちゃったので、当初よりゴチャついちゃいましたが、、、
ケーブルがのたうち回るような状況は、避けられました( ´ ▽ ` )ノ
真上からだと、こんなん。
悪かぁない(笑)
別に無くても車は問題無く走るわけですけど…
こういう「ちょっと気になるところ」に手間と時間とコダワリを少し入れてやるだけで、
「オレのラジコン」になるんですよね!♪( ´▽`)
〜〜〜
最近時は3Dプリンターもかなりポピュラーになって来てから多品種少量生産がやり易い環境が出来つつあるのかと思うと、
マイナーシャシー用でも色々オプション出たり、「数は出ないけど必ず一定は売れそう」なオプションがもっと出てきて欲しいなぁと感じた次第です。
そもそもハイエンドに関してはほぼ型レスのプロダクトなので、
例えば「ひと昔前のハイエンドシャシーの現代版」みたいな企画の商品があっても、それなりに数売れそうに思いますけど…。
どうでしょか〜〜??( ´ ▽ ` )ノ
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