2016年7月27日水曜日

テンガロン祭2:哀しみのテンガロン 編

前回のテンガロン祭1:暁の蜂起編で、初めてのオフ車コース走行&世界の谷田部アリーナデビューを果たしたわけですが、、、

初のコース走行で満足した一方で、やはり隣の建屋に鎮座していた「オフロードグランプリコース」で走ってみたいという欲求が出てきたのであります。
初めて谷田部アリーナを走った日は実はオフロードグランプリコースはコース改修の為に作業機を入れて工事をしていたタイミングだったので、走行状態でのコースを見れた訳では無かったのですが、要所要所に残るバンクやジャンプ台、アンジュレーションの名残りに「ここで走ってみたい!」と想いを馳せて、帰路に着いたのでした。


さて。
そんな初走行から時は流れて1年後。
我々マッハ弾オフロード部会は、彼の地・谷田部に再び参上したのでした。



メンバーは前回と同じで、弾長・Issey氏・ゲスト弾員・私Massaの4名。
前回と風景同じ感じですが…´д` ;
車の方もオフロードグランプリコースを走る為にチューニングしてきましたよ!!


まずは弾長カー(手前奥の水色のボディ)。
前回はスタジアムブリッツァーのシャシーだったのですが、、、
今回のグランプリコース走行に向け、最新のシャシーDT-03にアップデート!!
 スタジアムブリッツァーのシャシーが2ピースサスアームだったり、ダンパーステーが華奢だったり、、、本格的なオフ走行するにあたって心配になるポイントがいくつかあったのですが、その辺を一新しておりますよ(^^)
もちろん、最新ハイエンドという選択肢がない訳ではないですが…
当初のコンセプトの「ジャンクバギー」というところはマッハ弾・弾長としてブレないチョイスをしてますネ。
一方、、、そんな最新ジャンクシャシーに、惜しげもなくハイエンド用の「ビッグボアエアレーションダンパー」をブチ混んでます( ̄^ ̄)ゞ
この辺、「ネコに小判」ではなく、「ブ○にエアレーション」。つまりエントリーシャシーにも惜しげもなく最新ハイエンドアイテムを貢ぐ心意気ということですね(笑)
「エントリーにエアレーションとか効果あんの?」とか、「そんな高い速度域、ギアボックスとかシャシーの限界が先にくるんじゃね?」なんてそんな事はどーでも良いのです!
その心意気が全てなのです(笑)
すでにご存知かと思いますが…マッハ弾とはそーゆー面倒くさい集団なのです!
ワッハッハ…´д` ;




さて。





次。Massa号(奥の緑ボディの)。
こちらは基本前回からほぼ変更なしのストリートバギーボディにDT-02シャシーの組み合わせ。オープンなボディに相変わらずのイカしたテンガロンハットのオヤジは健在です。
少々チューニングしたのは、、、前回標準品のギアデフにアンチウェアグリス入りにしていたデフが時折トラクション抜けしていた為に、今回はボールデフにしております。
それと、これまた標準品の樹脂製ドッグボーンだったアクスルを、オプションのDF-02用ユニバーサルシャフトにしてます。
樹脂製ドッグボーン、樹脂のためダイレクト感が程良く無くてマイルドで、スリッパーを持たないDT-02には安心な面もあったんですが…
致命的なのはサスがフルボトム(下に垂れ下がった)状態の時に、デフカップとドッグボーンのピンが干渉して、駆動時に結構な振動が発生する事です。
ピンが干渉するとサスアームが上に上げられる為、初めて見ると壊れたかと一瞬感じる位の感じ。その解消の為のユニバ投入です。

次。
Issey氏(手前の青白ボディ)
こちら変更なしで谷田部入りしたんですが、、、
その場で前回から使っている統一モーターのダートチューンモーターに不調を感じたみたいで、急遽谷田部アリーナ内のショップで売っていたブラシモーターのProStockの23Tに変更してます。
後ほどその23Tの威力を遺憾無く発揮しますよ( ´ ▽ ` )ノ

ゲスト弾員(手前奥のピンク黒ボディ)は一切変更なしのB-Max2です。




そんなこんなで、、、コースイン。




人生2度目のオフロードコースが谷田部アリーナのグランプリコース(笑)
前回のスポーツコースとは全く違う訳で、、、全員しばらく路面のアンジュレーションやジャンプ台の様子を見ながらのソロ〜リ走行を続けます(笑)
パッと見、フラット路面に見えて実は常にわずかなギャップやアンジュレーションがあって、本当にフラットなのはホームストレート近辺しかないという状態。
オフ初心者のマッハ弾メンバーには中々手強いです。

実はこの日の前日に、JMRCAオフロード全日本選手権があり、
そのツワモノ達の余韻が心なしか残る中の走行でした(笑)
コースの画像など撮り忘れてしまったのですが、2014年7月末の上記選手権で調べてもらえると、コースの様子が分かるとおもいますが、、、


2014年オフロード全日本選手権
ネットより拝借しました´д` ;




操縦台からは見えづらいバンプなんかにタイヤを取られて横転したり姿勢をみだしたりをしばらくしてましたが、、、そのうちパック数本走るうちに安定するラインがだんだん見えてきました♪( ´▽`)
そうなるとだんだんスピード域も上がってきて(といってもダートチューンモーター程度のスピードですが)、次第にジャンプ台にも果敢に突入していくのであります。

特に一番の見せ場は操縦台前のテーブルトップです!
チェッカー柄になってるところですね。
目標はスピードに乗せてジャンプ。フラットなトップ部を越えて向こう側の下り部分に直接着地する感じです!



ここでIssey氏の23Tモーターが威力を発揮。
短い前走ゾーンにモノともせず、手前のコーナーを立ち上がったあと力強い加速の後、「シュババァ〜〜」(←イメージw)と気持ちよくジャンプしていきます。
マッハ弾メンバー一同思わず「おお〜ぅ…」と嘆息の声をもらしました。

続いて弾長のDT-03のモンスターフィアット500も、ダートチューンながら最高速でのアプローチからちょうどあちらの下り部分へ着地!!。
大柄なモッコシボディのフィアット500が華麗に飛ぶのをみてまた「おお〜ぅ」と弾員の嘆息が。普通のバギーが華麗に綺麗に飛ぶのと違い、塊感のある物体が空中を舞うある種の迫力があって、また一味違う感じが。
いい感じです( ´ ▽ ` )ノ

そのあとゲスト弾員のB-Max2も普通に飛んで、いい流れでワタシMassaのストリートバギーの順番。

いざ!!
手前のコーナーをコンパクトにまがり全開!!。いざ大ジャンプ!!…

したつもりが… 普通にテーブルトップの上の平な所にキレイ着地(笑)


いやぁ〜 流れに乗っての締めのジャンプが締まらない!;^_^A



こりゃイカンという事でもう一回Go!!
手前のコーナー立ち上がって大ジャ〜〜ン… あれ?。またトップ部にタスンッとキレイに着地しましたよ。やっぱり飛越せない…orz
こうなると完全にクラスの中で1人だけ逆上がりが出来ないあの時の状況です;^_^A

「ここで飛ばにゃ男が廃る!!」

覚悟を決めて3回目のチャレンジに賭けます!!

ジャンプ台に速度を維持して入れるラインに修正。
手前のコーナーを敢えて大回りしてボトムスピードを落とさない様に回って、そのスピードを生かして、今までで一番のスピードでジャンプ台へアプローーチ!!

「行っけぇ〜〜〜!!」

翼くんと岬くんのツインシュート位のテンションでジャンプ台からFly Hi!!!!

「シュババババ〜〜…バ…バ……ボ…ボボ…」(←またイメージw)

飛び立つ瞬間のテンションは何処かへ消え去り、空中で失速。

さっきよりは飛んだ。
でも、ジャンプ台を越えて行った他弾員程の勢いもなく…。

結果、


テーブルのあちら側の角に上下逆さまに着地!!
(;゜0゜)






「エイドリア〜〜〜ン!!!∑(゚Д゚)」

空中でアカーン!って思った時は既に遅し。
なす術もなく、陽気な表情で乗ってたオヤジがテーブルトップの角に頭突き。
結果、オヤジの頭部がもげるハプニングが!。


テンガロンオヤジ、、、享年2歳。。。チ〜ン…orz


〜〜〜


オヤジの頭がもげて失意の底に沈みながらも、谷田部アリーナに走りに来ているので、張り裂けそうな(笑)心をグッと堪え、、、
グランプリコースに1日果敢に挑み続けましたよ。

ボンネット、センターでガッツリ真っ二つクラック

フロントフェンダーの根元にクラックが入り、
今にも千切れそうになったので、潔くカット…。


リア周りもフストロークでタイヤがフェンダーに当たる
問題により、繰り返す内にクラックが入り、左側持ってかれました…。

フロントのフェンダー部がちぎれた所に、追い打ちの
一撃が入った為に、フロア部へもクラックが。
お陰で、フロントボンネットの剛性が0になり、
クニクニ曲がる使用に。

気付けばハンドルも無くなってる!!
(丹精込めて筆塗りで塗装したのにな〜)



〜〜〜


前回の走行時にフェンダーにタイヤが当たって、フェンダーが若干削れていたのですが、、、
それを甘く見た結果、、、首もげるはボディは使用不可になるわで、
第二回の谷田部アリーナ戦はテンガロンオヤジの惨敗に終わりました。


いやー、悔しい、悔しすぎる!
マッハ弾の中でオヤジだけ華麗なジャンプが出来なかった訳で。

こりゃ、次回、本気でヤルしかない!!

キィィ〜〜(*`へ´*)


こうして2014年の夏。
テンガロンオヤジは哀しみの中でリベンジを誓うのでした。

(次回へ続く)














2016年7月22日金曜日

TA-07走ってみたひ…

なんか巷で評判良さげなアレ、TA-07。

PROの素組みで良いから走ってみたひ…´д` ;
結構オプションも出てきてるけど、敢えての巣組みで。
サスマウントも樹脂で。
サスアームも柔樹脂のままで。
前後ボールデフになんかしてみたり。
遅いモーターでギア比5.0くらいでマッタリユックリと車の動きを味わいながら走らせたひ。


うーん、、、

でも買うわけにはいかないのです。
今月は何を間違ったか2台増車してしまったので…orz

でも走らせてみたい。


2016年7月15日金曜日

TA-06アソコをアアしたい!

ここんとこちょいちょい走る出番が回ってくる、MassaのTA-06MS号。

発売されてからソコソコ経ってますが、当時からあまり走らせてる人がいなかった気がします。なんなら巣のTA-06より少ないくらい。それより前のモデルよりも先に消え去ったモデルな印象があります;^_^A
まぁそんな鳴かず飛ばずシャシーを、また性懲りもなく走らせてる訳ですけど、、、
その手のマイナーシャシーってどうしても比較的オプションパーツが少なくなりますよね。

で。
そういうオプションが少ないマイナーシャシーに限って「ここ、こんなパーツがあればなぁ」って思うことがMassaはある気がします。
マイナーなのにはやっぱり、レイアウト的に受け入れられ辛いところがあったり。その結果走りについてももう一つだったりして。
で、人気出ない→オプションも少ない→痒いところに手が届くオプションが少ない→人気出ない…   という負のスパイラルが発生するケースも少なくないのではと思ったりします。


でね。
今回そんなものの一つとしてネタにするTA-06MSで痒かったところがあって、
その痒いところをガッツリ掻いてみました!(笑)

MSに限らず気になった人も少なくないのでは。
そう、アソコ↓です!



そう、
ソコなのです!!…って、ゼンッゼン分かりませんね;^_^A

はい、コチラ↓です!

TA-06MS取説より


分かりますかねえ。。。
そう、
「ケーブル」です。
TA-06はレイアウト上どうしてもシャシー上をケーブルが横断するんですよね。
無印06はアンプ〜モーターのメインケーブルが。
MSはサーボのケーブル(と、ポンダーケーブルなど)が。




TA-06MSを買うにあたってもとよりヘンテコなレイアウトに萌え(笑)、それに加えカーボンシャシーになった事でほぼほぼ満足の上で購入に踏み切ったわけですけど。
どうしても上記ケーブルの所だけは何とかしたいって思いましてね。
センターベルト中間にあるベルトテンショナーポストに一緒にモールドされたケーブルハンガーもあるんですけども、、、すぐ近くにベルトがあるので落ち着かないんですよね。
走ってる最中とかにGがかかったりする事も考え出すと、シッカリ固定したくなるわけです。

ま、タイラップでガッチリ固定という対策も出来なくはないですが、
惚れたブス個性派シャシーにはしっかりお化粧してやりたくなるってもんです♪( ´▽`)


ここでようやく冒頭の「痒いところに届くオプション」につながるわけです!!
前述の「ガッツリ掻く」=ケーブルホルダー自作してみましたって話です。

まぁモノがモノだけにショボいですけどね(笑)
でも、「結構気に入ってはいるけど、ほんの少し気に入らないところがあるだけで、愛着が今ひとつ出ない」事ってないですか?
「ここさえ良ければなぁ…」ってやつ。
そこをサッパリキッパリ対応します(`_´)ゞ






ちと長くなりましたね。



てわけで製作物こんな感じ↓です。




シャシーの各箇所採寸は金定規もってひたすら手作業で。
この程度なら、そんなやり方でも充分な精度出せます。
必要箇所のネジ穴とかクリアランス要確認箇所(ベルトとかアッパーデッキとか)は採寸したデータを元に寸法押さえてCADで3Dデータを作成。
寸法とか関係ないところ、雰囲気見るために形状あって欲しい部分(ロアデッキとかメカ系)なんかは画像見ながら、目見当で作成。

それらが出来たら、その上に件のケーブルホルダーのデータを作成していきます。
データに入る前に、簡単にスケッチして概ね形状や取り付け方法、構成は考えてあったので、それを、3Dデータにしていきます。
それが大体こんなん。




画像中、中央、黒いH型したのがそのパーツです。

TA-06MSはアッパーデッキ上にいくつかネジ穴があるのでそれを利用して取り付けます。
仕様としてはサーボケーブルが二本固定出来る様にしてます。
二本ていうのは、サーボのケーブルと、ポンダーのケーブルですね。
この時点でポンダーはサーボの後ろに配置する事は決めてあります。
そんなに特徴的な形ではありませんが、「純正部品であるとしたら」という事と、機能的に無駄なところが無いことを留意してデザインしてます。





振動やGで多少ケーブルが暴れても大丈夫な様に、幅方向でベルトの位置までパーツがあって、ベルトの間から出す様にしてます。
パーツ構成は2部品構成で、明るめのグレー部品(下側)にケーブル二本収まるみぞがあて、
それをアッパー側の部品で抑え込みます。上と下の部品にはズレ防止のボスが出ていて、ロア側のズレが起きないようにはなってます。


全体で見るとこんな感じ。
多少アッパーデッキ形状に馴染むデザインを意識して、違和感が無いようにしてます。
メカも配置してケーブルの取り回しに無理が出ない事も、この時点である程度確認。
まま、OKそう。


てわけで、、、
大体確認出来たら3Dプリンターでサクッと造形。
今回はABSライクの樹脂を使っているので、ネジ固定の時にトルクをかけ過ぎない事は、要注意ポイントです。


塗装もして。
実物こんな感じです。

取り敢えず何をしてもベルトと、干渉する事は無し。
最終的にアクトロンを載せちゃったので、当初よりゴチャついちゃいましたが、、、
ケーブルがのたうち回るような状況は、避けられました( ´ ▽ ` )ノ


真上からだと、こんなん。
悪かぁない(笑)




てわけで…

別に無くても車は問題無く走るわけですけど…
こういう「ちょっと気になるところ」に手間と時間とコダワリを少し入れてやるだけで、
「オレのラジコン」になるんですよね!♪( ´▽`)

〜〜〜


最近時は3Dプリンターもかなりポピュラーになって来てから多品種少量生産がやり易い環境が出来つつあるのかと思うと、
マイナーシャシー用でも色々オプション出たり、「数は出ないけど必ず一定は売れそう」なオプションがもっと出てきて欲しいなぁと感じた次第です。

そもそもハイエンドに関してはほぼ型レスのプロダクトなので、
例えば「ひと昔前のハイエンドシャシーの現代版」みたいな企画の商品があっても、それなりに数売れそうに思いますけど…。
どうでしょか〜〜??( ´ ▽ ` )ノ

2016年7月14日木曜日

TB-Evo6MSをヤっちまいました…orz

発売から1年半以上経って、今更感マックス状態で組んだTB-Evo6の走行もそんなに多く出来ていない状態でありながら、、、
やっちまいました…orz
Tamiya TB-Evo6MS やってもーた(~_~;)

 着弾から数日放置してたけど…、
なんの気なしに箱見てたら、中身検分モードに(笑)

ま、ネットや雑誌などで大体無印Evo6からの変更点は分かってるけど。
そこは男の子。新しいオモチャに一度手をつけたら止まらなくなりますわね;^_^A


今回の一番のウリ、アルミシャシー!

箱開けて一番最初に見たのは、やっぱり今回の目玉。アルミ製シャシー。
アルミロワギアケース入れてマシになったとは言え、全般的にヤワヤワだったEvo6からの変更点で期待を一身に掛けられてる、アルミシャシー。

ですケド…

眺めていて少し…いや、大分気になったところが。
このアルミシャシー、
7000系のアルミじゃねーな(笑)

いやね、、、最近別プロジェクトで7075材のアルミシャシー触るんだけど、、、明らかにそれと違う(笑)
なんて言うか、普通のアルミ板みたいなの。圧延した跡がそのまま残ってて質感高くないし、ついでに製造か梱包工程で着いたと思わしき横方向の傷が無数についてるし;^_^A
と、それは単品で叩いてみた時の音の違いでも感じます。
指の関節部で叩くと、7075のが「コッ、コッ」と密度感ありそうな音がするのに対し、
MSのは「コワーン、コワーン」て響く感じ。

盲目的に7075材を崇拝するわけじゃないんだけど、、、
表面の質感が低いのはかなりマイナスポイントかなぁ。
横方向の傷は、まぁ走っていればすぐに傷着くからどーでもいいけど、
根本の質感が低いのはちょっと頂けないかな。マイナス1ポイント。

その材質の違いのせいもあり、厚み&カット形状のせいもあってか、
手で捻ると、想像以上捻れることに驚きます。
今時のカーボンシャシー板よりは硬そうだけど、、、ひと昔前の3mm近くあったものと同
じくらいな印象。
走るときはサスマウントはセパレートにしようと思ってたけど、
こんだけ捻れるんなら、1本タイプにしようかなぁ とか、少し悩みそう。


まぁまだもう少し無印Evo6の方を走らせたいのでMS組むのはもう少し後になるかと思います。実は無印用に新たに買ったパーツもあるしね。




にしても、、、
なんかMSモノ、多くなってきたなぁ…;^_^A
TA-05MS、TA-06MS、Evo6MS、、、と。



2016年7月9日土曜日

こじらせM-04MSで走った!

こじらせM-04MSシリーズ、
実際のところ前回の作ったところでネタとしてはほぼ終わってます(笑)
やっぱテンション上がってなんか作った時って、その最中が一番面白くて、それが完成してみると意外と落ち着いちゃうそのパターンですヽ(´o`;

ですけど、、、一応盛り上がらないにしても2回取り上げたネタなので、走行したとこまで書いて締めたいと思います。
遠足も家に帰るまでが遠足っていいますからねw



さてさて。

前回まで紹介したM-04MS。
繰り返しになりますが主な特徴は…
・MRレイアウトのM-04シャシーベース
・オリジナルのカーボン製メインフレームによりSホイールベース。
・ABC製ランチアストラトスボディ(気合いの塗分けアリタリアカラーw)
・HPI製ドリフト用ジャイロ搭載
てなとこかな。

セット的には変な事はしてないですけど、
スポーツチューンモーターに、設定中で一番ハイスピードになる21Tピニオン。
バッテリーはインテレクト4200のストレートパックにKO製VFS1。
タイヤはそのコースのM-03用の鉄板タイヤでフロントがライド高温用、リアがシミズとかだったかな。M-04用タイヤのデータがほぼ無かったので、M-03用タイヤで取り敢えず始めてみたのです。
ダンパー系はほぼ記憶無いですが^^; 確か引きダンパーでやってた記憶だけはあります。
いずれも断片過ぎてあまり伝わらない各種設定情報ですが、、、
何となくどんなスピードかくらいはイメージできますかね?。


てことでようやくの走行^^;

…おお〜〜!!
おぉ、、、お、、おぉぅ、

おぅ?!

走る。
走るよこれ〜( ´ ▽ ` )ノ

最初聞いてた話じゃ何しても普通に走らない的な話を聞いてたけど…
普通に走るよ、M-04MS!!
ボディが低くて楔型だからの好影響なのか?!
走るし曲がるし止まるし。普通に。
敢えて転ばそうと極端な操作しても転ばない位に安定してるし。普通に。
当時1/10ラジコンの経験もそんなに無いMassaでも操作出来ましたよ。普通に。
スゲー普通に走ってる。
そう、、、「普通」に。


「もっと分かりやすく書けよ」って?!


はい、分かりました(`_´)ゞ




では…




「あえて言おう、フツーであると!!」


はい、今回は野望高きあの方に登場頂きましたよ^^;
ええ、ええ。
あのですね。本っ当にフツーだったんです。マジで。


いやね、確かな変な妄想でテンション高めで改造作業してましたよ。
「あまり走らない」っていうM-04をベースにする時点でそんなに過度な期待はしていないですけど、、、一方で「ダメと言われてるところにこそ新たな可能性があるはず!!」みたいな逆張り的なアプローチでやってみることで、完成した車が「実はこんなに走るんじゃん!!」みたいな奇跡の展開も米粒程度には期待してましたしね(笑)
もしくは、
「やっぱり何してもM-04はM-04だった〜 →爆笑 」的に鳴かず飛ばずな終わり方ですね。
あまりの奇跡的走らなさぐらいまで行き切っていれば、バカな事したなぁと爆笑に伏せて終わるor逆にそれを何とかしたくてやる気が再着火か。
いずれにしても「まさかの好走」もしくは「鳴かず飛ばず」という分かりやすい極端展開を期待したんですけど…


「曲がるワケでもないけどアンダーっぽくもなく。クセのある操縦性は一切ないけど、面白い挙動でもない。決して遅くは無いけど、驚くタイムでもない」

という、、、ある意味奇跡の展開。「究極の中庸」っていう…(; ̄O ̄)

もう10年近く前の事だから事細かに挙動がどうだったか覚えて無いんですけど、とにかくなにも起きなかったっていう事だけ覚えてます´д` ;

あ、そういえばジャイロ。HPI製ドリフト用のやつ。
最初から作動させて走らせてたから、それの影響で特徴がなくなった可能性はあるかも?!
ちなみに走行中にジャイロのゲインを最大にしたら、受信機かなにかのノイズを拾って、常にステアが物凄い速さで左右に細く震え出しましたよ(笑)
ストレート走ってる時もコーナリングの時も常にステアがジャダリングしながら左右に動いてるという…。
逆にゲインを、最小にしたら、ジャイロがあるんだか無いんだか分からないようなフィーリングに。
その辺、今時のジャイロならもっと完成度ご高いんだろうか。


というワケで、、、マッハ弾メンバー同士で数パック走行したら、
「まぁ…… ね…」という雰囲気で無言の終了宣言となったのでした(笑)

それ以後、だれもそのM-04MSについては触れる事なく数年が過ぎましたとさ;^_^A





そんな黒歴史的自作が、マッハ弾の行く末を表しているとは、誰も気付きませんでした。





でも、
でもでも、



いまこの現代にもう一度やってみたら。
最新のM用ダブルカルダンやらビッグボアダンパーやらを投入して最新スペックで同じモノを作ったら、、、。

また違う展開に出来るのかも…(*^_^*)










いや、



ないですよね…(笑)












こじらせM-04MSを作った!

前回のブログに続いてマッハ弾の昔話のM-04MSネタを引っ張っておりますが…
何しろ時は2007年。今ほど携帯でパシャパシャなんでも写真を撮る時代でも無かったので、、、
ほぼほぼ、画像がありません(笑)
前回のM-04MSロゴとボディ残骸の写真。それに今回載せてる改造部品の形状アウトライン画像しかなくてですね。。。
一緒に載せる駄文とでなんとか想像しながら楽しんでもらえれば何よりです;^_^A

まぁそんな感じデス(´・_・`)


てわけで、、、

前回、M-04MSとっかかりの経緯を書きましたが、
今回はそのモノをどんなかという内容になります。
ま、もう10年近くも前の事ですけどね。


M-04MS。
なんかエラそうな名前つけちゃってますが…^^;
そこはまぁジョーダン半分のネタみたいなもんですw。
2007年はTRF415MSXとかTA-05MSが発売されてたりしてた時分だったかと記憶してますが、「M-04でMSバージョンが出たら」っていうのをイメージしつつやってた感じですね。
ついでに本家のMaezumi-StyleのMSをMach-Style(マッハスタイル)に拝借させてもらってます♪( ´▽`)


さて、肝心のシャシーですが。
M-04、簡単に言うとフロントサスを取り付けるフロントセクションと、モーターとリアサスを受け持つリアセクションをハシゴで繋いでるだけの構造なんですね。
そのハシゴの長さでホイールベースを調整する構造。

M-04取説より


でね、そのハシゴをSホイールベースの長さにすれば簡単にS寸に出来そうって事が分かりました。その時肝になるハシゴの前後セクションとのネジ締め付け箇所の幅方向の位置ですが、、、計ったらすべてが同一平面上にあるんですね!!
つまり、カタチさえしっかり作れれば板状のものでハシゴが作れるってこと!!


*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*ヒャッホー!






そうと分かれば、3mm厚カーボン板で早速製作開始!




タミヤHPで公開されてる取説のPDFファイルをAdobeのIllustratorというベクター描画ソフトで開いて、実寸ベースでアウトラインを作成していきます。
M寸からS寸にするので225mmから210mmへ15mmの短縮をしながら形状アウトラインを作成していきます。ここでバッテリーの位置を前にする事もできますが、リアの荷重抜けを考慮してバッテリーは一番後ろになるようにします。
あと純正のクイックバッテリーホルダーが使えるように、バッテリー穴上のネジ穴も忠実に開けます。
アウトラインさえ出来ちゃえば、あとは丁寧にカーボン板を切り出し&穴空けするだけです。


ちなみに上の赤ラインの部品はハシゴになる部品で、取説中でいうとF1とF2の部品と交換
するものです。


紙に印刷してカッターでカットして貼ってカーボン切り出しのガイドにしても良いですが…
より高い精度の為に、自動車用のカッティングシート、3M社の「スコッチカルフィルム」をMIMAKI製のカッティングマシンで切り出して、それをカーボン板に貼り付けてカット用のガイドにします。
紙ではなくフィルムを使うのは際をハッキリ出すためです。
カーボンを切り出す際、カットした後ヤスリで端面を整えますが、その時紙のガイドだと万一紙がヤスリに当たるとささくれて来て、際がどこか分からなくなります。
フィルムならささくれ難いし、際も分かりやすくなります。

外側形状やバッテリースロット穴なんかはソコソコの精度で充分ですが(もちろんカッチリ仕上げますけどネ)、
ネジ穴についてはポンチを打つ&1mmドリル〜3mmドリルに三段階で穴空けをして、ネジ穴の位置精度を確保します。

形状自体、そんなに複雑ではないので、上記のところさえ押さえておけば手加工ですが、特に調整なく取り付けられる程度の精度は出す事ができます。

あ、
ついでですが、ロープロサーボ化&なるべくローマウント化により低重心化もしておりますよV(^_^)V

そんなこんなで、F1部品とF2部品を自作のS寸カーボン部品にして計画通りM-04MS完成。
モーターはスポーツチューンあたりを載せて、ストラトスのボディに合わせて、ホイールも黄色く塗って出来上がり。



あそうそう。
もう一つ、秘密兵器…てかショーもなアイテムを搭載してました。
それはそう、「ジャイロ」。
今でこそ操縦が難しいダイレクトドライブなんかでは特にジャイロセンサーの有効性は有名ですが、2007年当時はまだそんなに 一般化してなかったですし、実際商品数も相当少なかったと記憶してます。
そんな中、数少ない商品としてHPIがサーボと受信機の間に噛ませるタイプ(最近のも同じなのかな?)のジャイロを出してたんですよね。ちょっと記憶が曖昧だけど、確かドリフト用の商品だったかと。
そんなドリフト用ジャイロの宣伝文句は「ドリフト中、スピンし易い状況でもジャイロセンサーが検知して、自動でハンドルを修正します」的なのだったと思います。

リアのグリップ確保が難しいと言われたM-04を、「しかしこれはボディに合わせた駆動方式である」という性来の天邪鬼気質な理由で好きで使っていたワケですけど、、、
多少心配だったんでしょうねぇ… (笑)
上記ジャイロセンサーの宣伝文句見た瞬間に「コレだ!!」と思ったんだと思います;^_^A
値段にして5、6000千円したはずですけど、なんの躊躇もなく投入しましたからね。
当時そんな効くかどうかも分からないジャイロなんかも、件のカーボンフレームの間にマウントして、、、
ようやく万全(?)の体制で走行を開始したのでした。



昔のドリフト用ジャイロをグリップで使った人ならどうなるか分かるかと思いますが…;^_^A

次回、、、走行インプレをサラっと紹介して、
この「若さ故の過ち・M-04MS」を閉めたいと思います(笑)

















2016年7月6日水曜日

最初からこじらせてた?!「M-04MS」

こないだマッハ弾メンバーで話していましてね。
「そういえば、昔あんなのやったねぇ」って話。
まぁつまり昔話なんですけど、、、思い返すと「ソレ」がマッハ弾としての行方をほぼ…というか割としっかりと表してたんだなぁと思いました  という話です^^;


あ、「ソレ」ってもうタイトルに書いてあるヤツです。M-04MS。
タミヤのM-04を改造したやつです。


シャキーン!!
当時、変なテンションでロゴも作ったりしてました(笑)
いやぁ懐かしい…つか、恥ずかしい^^;
認めたくないものですネ、若さ故の過ちというものは!
某大手T社のあのロゴにもソックリですが…まぁ気のせいです^^;
気になっても「オマージュ」という事で勘弁して下さいね。半分冗談交じりのネタみたいなモノという事で( ´ ▽ ` )ノ

で。
時は2007年。
このブログの1回目でも軽く説明させて貰った通り、マッハ弾がラジ耐久レースに参加する為のチームとして2006年に誕生したんですが、
その翌年に悪ノリして自作カスタムしたM-04シャシーを作ったんですね。
2007年当時はまだM-05もM-06も無い頃で、いつもお世話になっているショップ様コースでもワンウェイ搭載M-03がM車としては主流だったんですね。
今でこそ後輪駆動のM-06も良く走るし速いすけど、
当時の後輪駆動(ミッドシップ)のM-04は後輪のグリップ確保が難しくてあまり走ってなかったんですね。。。
そーなると俄然そのシャシーを使いたくなるのがマッハ弾w。今となってはそうなった流れは覚えて無いですけど、、、メインストリームだったM-03と比べてマイナーな04であれば今でも04を、選ぶ気がします;^_^A

と、
ボディ。
ABCホビー製だったかな。ランチアストラトスのボディを使いたくてね。
なかなかラジコンでも走ってるの見ないし、やっぱりスーパーカー世代(?)のマッハ弾メンバーとしては鉄板ボディです(笑)
ストラトスといえば実車はMRなのは有名ですが、その辺も含めてM-04でやりたいってのがあったんですね。
「例え走行性能が落ちるとしても、、、
実車に合わせたレイアウトで萌え度アップ気合アップで速く走る!!」
的なマインドです(笑)

ストラトスといったらアリタリアカラー!
塗り分け&マーク自作で対応!( ̄^ ̄)ゞ
ウェッジシェープがカッコいいです!

が、
ご存知の方も多いかと思いますが…M-04てSホイールベースの設定て無かったんですよね。
ABCホビーのストラトスボディは実車のショートホイールベース同様にSホイールベース設定。そのままじゃ乗りません…。でもストラトスで走りたい!!。ミドシップで走りたい!!。



……

………


ん、
じゃあ作ろう!!♪( ´▽`)

無いならつくればいい!

人気が無いM-04でカッコいいMRストラトスで走りたくてSホイールベース仕様のM-04を自作する事にしたんですね。


・ほとんど使ってる人がいないM-04を使う!
・あのストラトスで走る!
・しかもMR!


て萌えポイントの為に、今から9年前のマッハ弾メンバーは変なテンションになって自作を開始したのでした( ´ ▽ ` )ノ


て感じに、、、活動初期からソコソコなこじらせ方をしてましたね〜´д` ;





2016年7月5日火曜日

久々XVにAXONオイルをなんとなく。

最近カーボンシャシー系ばっかだったので、週末久しぶりにXV-01TCを走らせて来ました。
まぁ、そのあとカーボン系も走らせましたけどネ。




で、ひさびさの非カーボンシャシー。それもフロントモーターの車でしたけど、スピードこそTA-06MSやEvo6に譲るものの、、、曲がりにくい車を曲げる・気持ちよく走らせられた時の醍醐味はやっぱりいいですね!
チョイチョイXVを走らせてやろうと改めて思った次第です。


さて。

その、XV。
前回走ったのは少し前になっちゃいますが、その時にダンパーオイルが抜けてる感じしたのを覚えていたので、今回走行前にオイル入れ直してから走り出す事にしましたが、
いつも使っているヨコモのシリコンオイルそのままだと、なんかつまらなかったので、
アクソンの「コア ショックオイル」を試しに使ってみましたよ。




私Massa、アクソンのショートスプリング使ってることは前にブログで書きましたが、、、
そん時に結構調子良かったので、ダンパーオイルもなんか気になってたのであります。
硬度の差はともかく、シリコンオイル自体の性質の差を走りの中でMassaが感じられるか分からない…つか、多分分からんでしょうけど、、、「とは言いながらなんか違いがあるのでは」と、根拠のない期待感から手を伸ばしてみたんですね^^;

ダンパーオイルはいつも大体350から450位のところなので今回も400を買ってみようと思ったら、、、
このオイル、番手表記がなんか変(笑) 「WT」てなんだ??(゚o゚;;

その場でアクソンのホームページ見てみたけど、、、互換表は特に書いてない。
「天気予報の時のミリバールとヘクトパスカル的な、単位違うけど結果同じ」
と言うのも想像したけど、、、。よく分からんです。
その時アクソン商品陳列棚を見ると、お店の売れ線は32.5WTから40WTらしい。
そこだけ品薄になってる。
そのお店のコースは、従来のシリコンオイルだと400前後が大抵選ばれていた筈なので…
てーことは、、、
売れ線の中で真ん中選んでおけば400くらいかな、と。
そんなザックリチョイスで試しに35WTにしました。
ワタシ、基本ザックリです♪( ´▽`)

スプリングはタミヤのマイカブラックです

サクサクっと、オイル入れ替え〜。

フロント粘らないなぁと思ったら、シリンダー上面から5mm位オイル抜けてました…orz
ザックリな上にズボラですねw

ダンパーキャップ締めてシャフトを動かすと「気持ちいつもより硬い?」て、感じ。
でも、そう感じるだけかも。。。でもとりあえず全然違う硬度ではないぽい。
よしと。


走り始めると、、、
やっぱりちと硬い感じ。
もちろんさっきまでのオイル抜けた状態との比較じゃなくて、しっかり入った状態同士での比較ですヨ。こないだまではフロントは確か450だったはず。
それとくらべると、高速コーナーはあんま変わらないけど、低速やヘアピンコーナーでフロントに荷重がかかるスピードが遅くて、アンダー気味になってる感じ。外周は走り易いけど、インフィールドはちょっと曲がり難い感じ。
やっぱり、もう少し柔らかい方がいいかも。

ただ気になったというか気に入ったのは
硬めになったけど路面の細かいギャップに対しては意外と動いてる感じがするとこ。減衰感ある割にパッツン感が無いっていうのか。締まってるけど動くというか。
「これ、番手下げたら面白いフィーリングかも」て、思いましたよ。
想像よりこれまた意外や意外、フィーリングの差がありましたよ

ちょっと今後、もう少し柔らかい番手でテストしてみたくなりましたよ!♪( ´▽`)

今度Evo6とか走らせる時にはオイル入れ直して、テストやり直してみたいと思います!!


うーん、
アクソン。なんか良さげです(^^)



あ、
だれか硬度の互換、知ってたら教えて欲しいです…^^;