初のコース走行で満足した一方で、やはり隣の建屋に鎮座していた「オフロードグランプリコース」で走ってみたいという欲求が出てきたのであります。
初めて谷田部アリーナを走った日は実はオフロードグランプリコースはコース改修の為に作業機を入れて工事をしていたタイミングだったので、走行状態でのコースを見れた訳では無かったのですが、要所要所に残るバンクやジャンプ台、アンジュレーションの名残りに「ここで走ってみたい!」と想いを馳せて、帰路に着いたのでした。
さて。
そんな初走行から時は流れて1年後。
我々マッハ弾オフロード部会は、彼の地・谷田部に再び参上したのでした。
メンバーは前回と同じで、弾長・Issey氏・ゲスト弾員・私Massaの4名。
前回と風景同じ感じですが…´д` ;
車の方もオフロードグランプリコースを走る為にチューニングしてきましたよ!!
まずは弾長カー(手前奥の水色のボディ)。
前回はスタジアムブリッツァーのシャシーだったのですが、、、
今回のグランプリコース走行に向け、最新のシャシーDT-03にアップデート!!
スタジアムブリッツァーのシャシーが2ピースサスアームだったり、ダンパーステーが華奢だったり、、、本格的なオフ走行するにあたって心配になるポイントがいくつかあったのですが、その辺を一新しておりますよ(^^)
もちろん、最新ハイエンドという選択肢がない訳ではないですが…
当初のコンセプトの「ジャンクバギー」というところはマッハ弾・弾長としてブレないチョイスをしてますネ。
一方、、、そんな最新ジャンクシャシーに、惜しげもなくハイエンド用の「ビッグボアエアレーションダンパー」をブチ混んでます( ̄^ ̄)ゞ
この辺、「ネコに小判」ではなく、「ブ○にエアレーション」。つまりエントリーシャシーにも惜しげもなく最新ハイエンドアイテムを貢ぐ心意気ということですね(笑)
「エントリーにエアレーションとか効果あんの?」とか、「そんな高い速度域、ギアボックスとかシャシーの限界が先にくるんじゃね?」なんてそんな事はどーでも良いのです!
その心意気が全てなのです(笑)
すでにご存知かと思いますが…マッハ弾とはそーゆー面倒くさい集団なのです!
ワッハッハ…´д` ;
さて。
次。Massa号(奥の緑ボディの)。
こちらは基本前回からほぼ変更なしのストリートバギーボディにDT-02シャシーの組み合わせ。オープンなボディに相変わらずのイカしたテンガロンハットのオヤジは健在です。
少々チューニングしたのは、、、前回標準品のギアデフにアンチウェアグリス入りにしていたデフが時折トラクション抜けしていた為に、今回はボールデフにしております。
それと、これまた標準品の樹脂製ドッグボーンだったアクスルを、オプションのDF-02用ユニバーサルシャフトにしてます。
樹脂製ドッグボーン、樹脂のためダイレクト感が程良く無くてマイルドで、スリッパーを持たないDT-02には安心な面もあったんですが…
致命的なのはサスがフルボトム(下に垂れ下がった)状態の時に、デフカップとドッグボーンのピンが干渉して、駆動時に結構な振動が発生する事です。
ピンが干渉するとサスアームが上に上げられる為、初めて見ると壊れたかと一瞬感じる位の感じ。その解消の為のユニバ投入です。
次。
Issey氏(手前の青白ボディ)
こちら変更なしで谷田部入りしたんですが、、、
その場で前回から使っている統一モーターのダートチューンモーターに不調を感じたみたいで、急遽谷田部アリーナ内のショップで売っていたブラシモーターのProStockの23Tに変更してます。
後ほどその23Tの威力を遺憾無く発揮しますよ( ´ ▽ ` )ノ
ゲスト弾員(手前奥のピンク黒ボディ)は一切変更なしのB-Max2です。
そんなこんなで、、、コースイン。
人生2度目のオフロードコースが谷田部アリーナのグランプリコース(笑)
前回のスポーツコースとは全く違う訳で、、、全員しばらく路面のアンジュレーションやジャンプ台の様子を見ながらのソロ〜リ走行を続けます(笑)
パッと見、フラット路面に見えて実は常にわずかなギャップやアンジュレーションがあって、本当にフラットなのはホームストレート近辺しかないという状態。
オフ初心者のマッハ弾メンバーには中々手強いです。
実はこの日の前日に、JMRCAオフロード全日本選手権があり、
そのツワモノ達の余韻が心なしか残る中の走行でした(笑)
コースの画像など撮り忘れてしまったのですが、2014年7月末の上記選手権で調べてもらえると、コースの様子が分かるとおもいますが、、、
2014年オフロード全日本選手権
ネットより拝借しました´д` ;
操縦台からは見えづらいバンプなんかにタイヤを取られて横転したり姿勢をみだしたりをしばらくしてましたが、、、そのうちパック数本走るうちに安定するラインがだんだん見えてきました♪( ´▽`)
そうなるとだんだんスピード域も上がってきて(といってもダートチューンモーター程度のスピードですが)、次第にジャンプ台にも果敢に突入していくのであります。
特に一番の見せ場は操縦台前のテーブルトップです!
チェッカー柄になってるところですね。
目標はスピードに乗せてジャンプ。フラットなトップ部を越えて向こう側の下り部分に直接着地する感じです!
ここでIssey氏の23Tモーターが威力を発揮。
短い前走ゾーンにモノともせず、手前のコーナーを立ち上がったあと力強い加速の後、「シュババァ〜〜」(←イメージw)と気持ちよくジャンプしていきます。
マッハ弾メンバー一同思わず「おお〜ぅ…」と嘆息の声をもらしました。
続いて弾長のDT-03のモンスターフィアット500も、ダートチューンながら最高速でのアプローチからちょうどあちらの下り部分へ着地!!。
大柄なモッコシボディのフィアット500が華麗に飛ぶのをみてまた「おお〜ぅ」と弾員の嘆息が。普通のバギーが華麗に綺麗に飛ぶのと違い、塊感のある物体が空中を舞うある種の迫力があって、また一味違う感じが。
いい感じです( ´ ▽ ` )ノ
そのあとゲスト弾員のB-Max2も普通に飛んで、いい流れでワタシMassaのストリートバギーの順番。
いざ!!
手前のコーナーをコンパクトにまがり全開!!。いざ大ジャンプ!!…
したつもりが… 普通にテーブルトップの上の平な所にキレイ着地(笑)
いやぁ〜 流れに乗っての締めのジャンプが締まらない!;^_^A
こりゃイカンという事でもう一回Go!!
手前のコーナー立ち上がって大ジャ〜〜ン… あれ?。またトップ部にタスンッとキレイに着地しましたよ。やっぱり飛越せない…orz
こうなると完全にクラスの中で1人だけ逆上がりが出来ないあの時の状況です;^_^A
「ここで飛ばにゃ男が廃る!!」
覚悟を決めて3回目のチャレンジに賭けます!!
ジャンプ台に速度を維持して入れるラインに修正。
手前のコーナーを敢えて大回りしてボトムスピードを落とさない様に回って、そのスピードを生かして、今までで一番のスピードでジャンプ台へアプローーチ!!
「行っけぇ〜〜〜!!」
翼くんと岬くんのツインシュート位のテンションでジャンプ台からFly Hi!!!!
「シュババババ〜〜…バ…バ……ボ…ボボ…」(←またイメージw)
飛び立つ瞬間のテンションは何処かへ消え去り、空中で失速。
さっきよりは飛んだ。
でも、ジャンプ台を越えて行った他弾員程の勢いもなく…。
結果、
テーブルのあちら側の角に上下逆さまに着地!!
(;゜0゜)
「エイドリア〜〜〜ン!!!∑(゚Д゚)」
空中でアカーン!って思った時は既に遅し。
なす術もなく、陽気な表情で乗ってたオヤジがテーブルトップの角に頭突き。
結果、オヤジの頭部がもげるハプニングが!。
テンガロンオヤジ、、、享年2歳。。。チ〜ン…orz
〜〜〜
オヤジの頭がもげて失意の底に沈みながらも、谷田部アリーナに走りに来ているので、張り裂けそうな(笑)心をグッと堪え、、、
グランプリコースに1日果敢に挑み続けましたよ。
ボンネット、センターでガッツリ真っ二つクラック
フロントフェンダーの根元にクラックが入り、
今にも千切れそうになったので、潔くカット…。
リア周りもフストロークでタイヤがフェンダーに当たる
問題により、繰り返す内にクラックが入り、左側持ってかれました…。
フロントのフェンダー部がちぎれた所に、追い打ちの
一撃が入った為に、フロア部へもクラックが。
お陰で、フロントボンネットの剛性が0になり、
クニクニ曲がる使用に。
気付けばハンドルも無くなってる!!
(丹精込めて筆塗りで塗装したのにな〜)
〜〜〜
前回の走行時にフェンダーにタイヤが当たって、フェンダーが若干削れていたのですが、、、
それを甘く見た結果、、、首もげるはボディは使用不可になるわで、
第二回の谷田部アリーナ戦はテンガロンオヤジの惨敗に終わりました。
いやー、悔しい、悔しすぎる!
マッハ弾の中でオヤジだけ華麗なジャンプが出来なかった訳で。
こりゃ、次回、本気でヤルしかない!!
キィィ〜〜(*`へ´*)
こうして2014年の夏。
テンガロンオヤジは哀しみの中でリベンジを誓うのでした。
(次回へ続く)