2018年1月8日月曜日

オトナの自由研究(1)

今からひと月程前。
昨年12月の頭に、少し遅れで機種変した某スマートフォン「X」が納品2日で自然死して、その対応で年の瀬で混み合う銀座のリンゴ屋さんに行ったり、
HDDの調子が悪くてフリーズ勝ちだったパソコンを新調したりで、、、
だいぶ前からいつものラジメンバーとやろうと話していた「走り納め」も結局出来ずじまいで…年を越してしまいました。
最中は忙しくて半ば走り納めも無理だろうとは分かっていましたが、
いざ忙しさも落ち着いて年末年始ののんびりした時間を過ごしていると
無性に「何か」したくなってきます(^_^;)

もちろん組み立て途中のエボ7を完成させたりすればいいワケですが。。。
そーゆーんじゃなく、、、。
普段じゃなかなかやる気にもならない「地味な作業」に没頭したい気持ちになり、
急遽「オトナの自由研究」をやってみることにしましたよ。
盆暮れ時期の長い休みや予定が無い休日など、本読んだりラジ部品を意味もなく整理してみたりとか、地味な作業に没頭するの、割と好きだったりします(´∀`*)




さて、
件のオトナの自由研究。コレ↓です。



はい、G-FORCE社製スプリングレートゲージです。
どう? かな〜〜り地味な作業を予感させるでしょう(笑)
紅白やらゆく年来る年観ながらやる作業としては最適じゃないでしょーか。

ま、あと作業もそうだけど、
ここんとこ色んなスプリング使ってるけど、いままで使ってたスプリングとの違いがどんなもんなのかってゆーのを、一度数字で確認したみたいってのもありました。
もしくは昔使ってた例えばタミヤのツーリング用の赤・黄・青の三色スプリングと最近流行りのスプリングとでどう違うのか、とか。

ざっとやってみたいことは、
1) 手持ちのスプリングのレート調査
2) スプリングの特性 (プログ傾向の有無など)
3) 各社のシリーズ中のソフト〜ハード特性の精度確認
4)スプリングレートのマッチド作業(←体感不能確定)

ってとこかな。
1〜4まで上げたけど、正直1番がメインかな。


〜〜〜


取り敢えず使ってみた。



まだ全てのスプリングを計り終えてないのと、
結果もまだメモ帳に手書きだから、それも清書するけど、
まずはちょいと使ってみたインプレを。

なによりね、コレ、
スプリングのセット(手作業)の精度の
影響がデカイ(笑)

レートの計測自体はもちろん自動なんだけど、
そこにセットする手作業の過程でソコソコ精度を要求されます。
スプリング上の押さえる部品の重さや固定がショートしたりしてプリロード掛けちゃうと結果がズレることに当然なりますが、
かといって隙間があってもその隙間分のストローク分の荷重が掛からなくなるワケ。
だから、「押さえつけない。 でも隙間も無い」位置でセットする必要があるんです、
コレ。
おまけに上の押さえる部品が前後にカタつく為、下のスプリングに水平に当てる事も気を使うため、セットに意外と時間と神経を要します(^_^;)
(もちろんその水平がズレてもソコソコ数値が変わります)

感覚的に、押さえの部品とスプリングに0.5mmくらい、
「気持ちカタつくかなぁ」
な隙間があっても結果が変わるので要注意です。

当初、それら手作業の誤差を容認して、
複数回測定値の平均値で結果を出すつもりだったのですが、
その手作業の誤差で一段階(ソフトとミディアムとか、ミディアムとハード)のレート差を越えてしまうので、出来る限り精度高くガタ無くタイトじゃないセットが必要になりました。


とね。
セットの難しさにコレ↓もあるのよ。

スプリングの上の部品を固定するネジツマミ。
想像通りかと思いますが、、、ツマミを締めていくと、
目盛りの書いてある柱との接点で回転作用が起きて、
位置がズレます(^_^;)
ここ、スラストベアリング入れたくなるよ、正直…。
ここで何度泣かされたか(笑)
かといって、ここをきつく締めないと、スプリングに荷重かけた時にズレるしね。





あとね。
これは自分の勘違いでもあるけど、、、
当初はストロークを1mm2mmずつ下げていって、
それ毎のレートを計ることで、同じレートでもプログレッシブ的か否か
とかも調べられるかと考えてたけど、それはどうやら無理そう。
柱の横に目盛りが振ってあるから出来るかと思ってたけど、
バネに荷重掛けるノブには目盛りが無いから難しそうです、これ。

んだから、上記2)の特性チェックは無理そうです、はい(^_^;)


〜〜〜



そんな
こんなで。


ある程度測ってみました。
詳細は改めてアップしますが、
「コツと忍耐は必要だけど、慣れてくると遊べる(=測れる)」
ていう感じですかね。



まだ計ってないスプリングも追って計測しつつ、
整理してから改めてブログで紹介出来ればと思います。

因みに…蛇足ですが、
本ブログで掲載の結果はMassa手持ちのスプリングについての結果で、
かつ、Massaの計測手法によるものという事だけご理解の程、お願い致します。
(正確な情報はメーカーホームページをご確認下さいませ)




にしても、、、
最近時のラジ用スプリングって、
結構微妙なレート差のなかで成り立ってるもんだということが
分かりました…(^_^;)。

下手するとMassaは一番柔らかいのと一番硬いのでしか
違いが分からんかも…orz












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